Member .02: K.T.

互いの理解を生む綿密なコミュニケーション

プラント・プロジェクト部/2010年キャリア入社

現在の仕事の内容と直近のプロジェクトを教えてください

目指すべきゴールは同じでも、互いの立場から見ると辿り着くまでの道程は必ずしも同じではない。

トルコ共和国の南西部に位置するAliaga市にある石油化学プラントは、原料とするナフサを輸入に頼っています。
今取り組んでいるAegen Refinary Project (通称:ARP) は、この既設石油化学プラントの隣に年間精製能力20万バレルの製油所を新設し、安定したナフサの供給を実現させる、ひいてはトルコ経済の発展にも寄与する大規模なプロジェクトです。
私の所属する部隊は、親会社である伊藤忠商事と連携し、このプロジェクトを担う国際コンソーシアム内で本邦品の調達及び一部の融資の組成を行っています。
私自身は、このプロジェクトが発足するまで、同様な製油所建設のプロジェクトを請け負ったエンジニアリング会社に対し主要機器を取扱う日本メーカーの受注協力業務に携わってきました。
このプロジェクトでは、今までと違い日本からの融資に絡み本邦品の調達が求められていることから、手掛ける機器や製品は様々で、支援する日本メーカーも30社を超えます。
更に日・西・伊・韓の4か国からのパートナーで構成された国際コンソーシアムでは、目指すべきゴールは同じでも、互いの立場から見ると辿り着くまでの道程は必ずしも同じではないので、交渉する要素が多くやりがいのある仕事です。

新プロジェクトへの夢や目標はありますか?

上記のプロジェクトは、当社において融資の組成から調達まで関与する新しい取組みです。
このビジネスモデルを今後展開していく上で、今回のプロジェクトが重要な基盤となるだけでなく、当社のオイル&ガスのビジネスにおいて利益の中核を担うものに育てていかなければなりません。
まずはこのプロジェクトで着実に利益を上げて成功に導くことが、自分の目標であり使命だと考えています。
製油所の建設契約がされる前の見積もり段階から携わってきたプロジェクトでもあるので、完工予定は2018年とまだ先ですが、その時は製油所の晴れ姿を見に現地を訪れたいと思います。

海外との仕事や交渉で一番大切にしていることは何ですか?

文化は元より取り扱っている言語も違う相手なので、綿密なコミュニケーションを取って相手の根底にある考えを理解することと思っています。

海外チームと連携する際、日本とは違う経験をしたことはありますか?

国籍や文化の異なる仲間の協力の下、完工に向けて着実に進んでいます。

国際コンソーシアムが設立した合弁会社のオフィスがスペインのマドリッドにあり、そこに2、3か月長期出張することがありましたが、長い昼食時間を取るスペインのシエスタは日本には馴染みのない習慣で驚きました。
私がいたオフィスではスペインの人たちは昼食を持参することが多く、その場合は1時間程度ですが、週に1か2回の頻度で同僚または取引先と2時間程の昼食に社外へ出かけるそうです。
勿論、これは人によって差がありますが、話好きのスペイン人は話が盛り上がると2時間あっても足りないと自慢げにいう人もいます。
スペインでは昼休みの開始時刻は日本と違い13時が主流で、レストランが開くのも早くて12時半頃です。
その様な事情も露知らず最初の頃は、12時にレストランに行っては開店まで待たされ、急いで食事をして13時にオフィスに戻るのですが、14時頃まで誰も戻っておらず、中には15時になって同僚と話しながらやっと戻ってくるスペインの担当者を目のあたりにするわけです。
昼食時間が違うことに気づいていなかった私にはシエスタがとてつもなく長く、昼食に3時間かけるラテンな人達と共に、このProjectを計画通り進められるのか当初不安に感じたのを覚えています。
この製油所建設Projectは未だ継続しているので最後まで気を抜けませんが、国籍や文化の異なる仲間の協力の下、完工に向けて着実に進んでいます。

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